いろいろ感想ブログ

アニメ、ドラマ、映画などの感想を書いています。

妻が家の鍵を落とした話

ある平日の夜、妻は仕事終わりにお店に寄って帰るというのの方が早い時間に帰宅した。
食事を終えて、風呂に湯を張りつつテレビを見ていると、妻から電話の着信があった。妻の帰りが遅いときはよく帰るコールをしてくるので今回もそれかと思い電話に出る。すると、家の前にいるので玄関の扉の鍵を開けて欲しいと言う。荷物が多いのかな?と思いながら扉を開けると、やや深刻な表情をしている。
「鍵が見つからない」と妻。えっ!?と絶句したところで、「でも外だと暗くて分からなかったけど、カバンの中にあるかも」という。
リビングでカバンを確認してみると不要なものが出てくる、レシート、割り箸、服のボタン。しかし肝心の鍵は出てこない。「職場の駐輪場で急いでいたので、そこで落としたかも」と言う。「途中で鍵が無いと思ったけど、たぶんカバンの中に有ると思った」「職場の駐輪場は暗いから見ても分からないだろうし…」などとその時の心理を語るが、その結果が今の状況なのだ。時刻は夜の10時半で風呂にも入りたいし妻は明日職場に行って確認すればいいとも考えたが、もしそこに無かった場合、寄ったお店か道路に落ちていることになる。特に道路に落とした場合は誰かが拾う前に見つけた方がいい!「いざという時の千円とQUOカードも一緒に入れてた」この際そんな端金は問題ではないが、とにかく急いで妻の職場に向かうことにした。駐輪場は暗いと言うので懐中電灯を持っていくことにした。
幸い、妻の職場までは自転車で15分ほど。近くはないが遠くもない。道中、道路に鍵が落ちていないか目を凝らしながら進む。夜中で交通量は少なく自転車で走る分には快適だが、楽しくはない。退屈なので多少会話をしながら自転車を走らせること15分、妻の職場に着いた。
確かに暗いなと思った時に、「あった!」と妻。懐中電灯を出すまでもなく、着いて即座に発見。暗いけど見えとるやん!と突っ込むが、まぁ見つかって良かった。中身も無事のようだ。取りあえずキーケースに鈴でも付けようと話しながら帰ったのであった。